心の中の大切な物
厳しいスケジュールの合間を縫って、ターシャ・テューダー展を見に行ってきました。
書店で彼女が長い年月をかけて作り上げた庭についての本やライフスタイルについて書かれたものを何冊か目にしていましたが、数日前に見に行ってとても良かったと言う話を聞き、近くまで行ったついでに寄ってみたのです。
ターシャ・テューダーは絵本作家で、長年一緒に暮らした愛犬(コーギー犬)や、彼女の子どもたちと共に過ごした日々がモチーフとなっている絵や絵本がたくさん展示されており、そのやわらかなタッチとほのぼのとした風景にとても強く惹かれました。
自然の中で、自然と共に生きてきた彼女の生活の中には常にゆったりとした時間が流れていたことを感じました。生活する上で必要なものを自然の中から与えられたもので、時間はかかっても楽しみながら自分たちの手で作り、そうやって生み出されたものを大事に使っていたのです。
短い時間でしたが、ライフスタイルは真似できないにしても、どんな小さなものでも、それが例え動物であっても植物であっても、身の回りの何気ない物であっても、大切にし慈しむ心は持っていたいと感じました。
展示室の一角には彼女が大好きだった庭がほんの一部再現されており、これも最近花いじりに凝っている私には良い刺激となりました。
とても真似できませんが・・・。
ターシャ・テューダーは絵で子どもたちや愛犬たちの姿を残していますが、わたしは写真でミントの日々の様子を記録することが日課となっています。
最近よく膝の上に上がってきて眠ることが多くなってきました。
そして、何故か必ず足を私の手の上に載せるのです。普段「オテ」はできないのに、眠っているときだけ理想的な「オテ」ができるようです。
手をにぎにぎしても起きないのに、ちょっとでも動くとこちらを窺うミント。
見上げる目が可愛くて仕方ありません。
最近、寒くなってきたので、ミントが膝の上にいてくれると湯たんぽを抱いているようにとても温かいのでしばらくは暖房いらずですが、常に同じ体勢で同じ場所に2.5kgが乗っていると、足が痺れてくるのが辛いところです。
ミント、ちょっと重いです(まさに今も乗っています。)