ドラマ「鹿男あをによし」
タイトルを見て「古い!」と思われた方もいらっしゃると思いますが、昨日までBSにて再放送をしていた2008年のドラマです。
放送していた当時「玉木宏が出るなら見よう~!」と思っていながら、第1話を見て「???」と思い、結局見なかったドラマです。
が、朝8時半から再放送していることもあって、何気なく見始めたら意外に面白くて、結局最終回まで楽しく見たのでした。
終盤、臨時教員の小川(玉木宏)が奈良を離れる列車の中から、小川を見送る鹿を見つけ、お互いに目が会うシーンで思わずジーンときてしまいました。
ドラマに出てくる本物ではない鹿はあまり可愛くはなかったのですが、以前旅行した奈良が舞台なので、懐かしいなと思いながら見ているうちにドラマに引き込まれてしまったのでした。
奈良には2005年に初めて訪れたのですが、京都とはまた雰囲気が全く違っていて、ゆったりとした時間が流れている風情がとても新鮮でした。
奈良の紅葉
奈良に3泊滞在したので、レンタル自転車で1日かけて飛鳥や斑鳩を回り、柿の葉寿司を食べ(夫のみ)、歴史の教科書で見た古墳や遺跡、寺社などたっぷりと見て回ったものです。
奈良と言えば鹿!
奈良公園の鹿たち
奈良公園だけでなく街中のビルの庭にも鹿がくつろいでいたりして驚いたものですが、周りの人たち(おそらく地元の方)は特別驚いている様子でもなく、「奈良って街の中にも当たり前に鹿がいるものなんだ」と感心したのを覚えています。
近くで見ても可愛い鹿たち
まだ子鹿は小さくて可愛くて、触っても全然平気。
近くでみましたが、とっても可愛かったなぁ・・・。
鹿せんべいを買おうとしたら、「私に下さいな」と言わんばかりにずっとそばを離れなかった鹿さんもいました。
鼻でチョンチョンとつついてアピールするんですよ。
こういうところはミントと一緒。
ちょっと怖がってる(?)2005年の私・・・
ドラマじゃないけれど、これだけ人のそばで生活していたら、言葉が分かる鹿もいるかもしれませんね。
(ちなみに我が家のミントはかなりの言葉を理解してますので)
喋る鹿がいたらもっと嬉しい!
このあと鹿せんべいを手にした途端、多数の母鹿に囲まれて身動き取れなくなったのでした。
そして子鹿たちにあげようと思っていた鹿せんべいを全て母鹿たちに食べられたのでした。残念無念。
不思議なことに、父鹿は一度も鹿せんべいをおねだりにきませんでした。どうしてでしょうね?
東大寺大仏殿
東大寺の大仏殿は見事でした。
あっと息をのむほどの落ち着いた佇まいで、かなり興奮していたのを覚えています。
大仏さまもその大きさに感動!そしてその脇の柱の穴もしっかりくぐって参りました。
大仏の鼻の穴と同じ大きさなんだとか。
修学旅行生たちがキャアキャアいいながらくぐっていたので、ここでわたしが穴に引っかかってしまったらちょっと恥ずかしい・・・と思い、じっと高校生たちがいなくなるのを待って、コソッとくぐったのでした。
夫はサイズ的に無理だったので、私だけ。
くぐると無病息災の御利益があるということだったので、張り切ってくぐりました p(^^)q
私が訪れた2005年は唐招提寺が修復中だったために見ることができなかったので、修復が終わったらまた奈良に来ようねと夫と約束していたのですが、いつの間にかそんな約束をすっかり忘れてしまっていました。
が!!!
このドラマを見ていたらすっかり奈良に行きたくなってしまいました。
夫はまた京都に行きたいとちょっと前にボソッと言っていましたが、私は奈良に行きたい!
「なら~♪ なら~♪」と歌ってアピールしてみる。
ぜひぜひよろしくお願いしますよ~(*^-^*)
奈良&京都、近いから両方行けそうだよね。
あ・・・でもそうなるとミントはお留守番だな。困った、困った。
(写真は全て2005年に撮影したものです)