ペンション「むってい」
ペンションにお世話になるのは、4月に訪れた山形蔵王以来2度目です。
今回お世話になったのは、ペンション「むってい」。
犬連れ旅行を経験された方の評価も上々だったので
かなり期待しておじゃましました。
50軒ちかくの宿泊施設からなる安比高原ペンションビレッジのなかの1軒です。
到着するときちんと手入れのされたお庭が迎えてくれます。
ゆったりとした造りになっていて、手は入っているけれど、作りすぎていない感が逆に訪れる者をリラックスさせてくれます。
今はアジサイがとてもキレイでした。
到着後すぐにお部屋に案内されます。
私たちのお部屋は「ふた子の星」。
ここでピンと来た方はすばらしい!
他に「ポラーノ広場」「雨ニモマケズ」「風の又三郎」「注文の多い料理店」などなどあります。
そうです、宮沢賢治の童話のタイトルがお部屋の名前になっています。
今回訪れた安比高原のある岩手県は、詩人であり童話作家でもある宮沢賢治のふるさとです。
ただ単に部屋に番号をつけるのではなく、宮沢賢治の童話のタイトルを部屋につけてしまうという発想が、いいなって思いました。
昔、宮沢賢治が好きで童話集を読んでいたせいか、とても懐かしい響きでした。
お部屋の机の引き出しにはお部屋の名前の童話が入っていましたが、帰る前日の夜に見つけたのが心残り。
夜は結構時間があったので、もう一度読みたかったな。
お部屋は広いわけではありませんが、小さいミントとなら苦にならない広さ。
白壁とダークブラウンのフローリング。滑りにくい材質でした。
カーテンやベッドカバーは暖かみのある色で落ち着きます。
窓からは緑が広がっていて、小さい窓ではありますが風もたっぷり入ってきて涼しい。
私たちの部屋からは花は見れなかったけれど、部屋によってはとっても眺めが良いのではないかと思います。
1日目は、宿泊したのは4家族+犬5匹。
夜の食堂で他のワンと顔を合わせたらミントがどんな反応を示すのか、
楽しみだけれど、それ以上に恐ろしい。
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今回のお宿
ペンションむってい 岩手県八幡平市安比高原605-51