みのむし
庭の花がきれいに咲きそろい始めると、それは同時に虫との戦いの始まりでもあります。
ミツバチやテントウムシ、かげろうなどは受粉を手伝ってくれたり、害虫を駆除してくれるので、
近寄らないまでも歓迎すべき虫たちです。
去年もこの時期から秋頃までいろんな虫と格闘してきましたが、
虫嫌いの私の最大の敵は、蝶や蛾の幼虫たち。
卵から孵ってしまった後では私の手には負えなくなるので、
卵のうちに見つけて駆除するのが今一番の大仕事。
毎朝ミントを庭で遊ばせながら、目を皿のようにして卵をくるんでいる怪しげな葉っぱを発見しては切除!の日々。
今日は珍しいものを発見。
それは、みのむし。
大きさ約1.5cm。
絵本や写真なんかでは見たことはあったけれど、実物を見るのは初めて。
もちろん蛾の幼虫なので、私の天敵ではあるのですが、
小枝を集めて形作られたその芸術的な姿に、ちょっとだけ感激。
最初で最後の出会いでありますように…と祈りながら、記念写真を一枚。
そして、もちろん枝ごと切って、さようなら~。
さて、我が家に目を向けてみると、、、
実はここにもみのむしのようなコがいるではありませんか。
地震以降、余震に怯えるミントを1人にはできず、毎晩一緒に寝ることになった私とミントですが、
布団の中からちょこんと顔を出して寝ている姿はとても犬とは思えませんが、
みのむしのように布団にくるまり寝ている姿はとても可愛らしい。
そして昼間は昼間で、おもちゃだらけの自分のベットで昼寝に没頭するミント、
その姿はまさに ”みのむしスタイル” 。
こっちのみのむしは可愛いけれど、後片付けは一体誰が…?