独特の香り
私は苦手な食べ物が比較的多いのですが、苦手なものの特徴として「香りの強いもの」という共通点があります。
例えばシソ、ミョウガ、パクチー、山菜、からし、わさびそして、ブルーチーズです。
乳製品は大好きで、チーズもフレッシュチーズや白カビ系は大好きなのですが、どうしてもブルーチーズだけは食べられませんでした。
先日「美味しいチーズが食べたいな」と思い、デパ地下に立ち寄りました。
欲しかったのはカマンベールかブリーチーズ。でもブリーチーズが見あたりません。
仕方ないな、別のにしようかなと売り場で悩んでいると、「試食いかがですか」と売り場の方の声。いただきますと受け取った後に「これはブルーチーズです」と言われたのです。
えっ!食べられないかも・・・と思いながらも既に受け取ってしまっているので返すわけにもいかず、ええい!と食べてみると意外に美味しい。Blue Noteという可愛らしい名前のブルーチーズでした。
ブルーチーズ独特の臭みと酸味がないので不思議に思っていると、試食したものは比較的マイルドな種類なのだと教えてくれました。
名前の響きとクセのない味にひかれ、一つ購入して帰りました。
ブルーチーズを買って帰ったことに夫はビックリしていましたが、早速2人で食べてみると、なんとやっぱりブルーチーズ独特の臭みと酸味が。
試食したのはとても美味しかったから買ってきたのにどうして?と改めてパッケージを見てみると、そこには「おつとめ品」の文字がありました。
賞味期限が数日後に迫っている、しっかりと熟成されたチーズでした。
またまたうっかりです。
やはりマイルドなといっても時間が経って熟成されればやはり独特の香りがでてきます。
今回購入したチーズは夫に任せ、今度は賞味期限をしっかり見て買ってこようと心に決めたのでした。